将棋段位の贈呈記念の挨拶(末廣将隆)
結婚式や葬儀での挨拶例はよくみかけますので、珍しい挨拶文例をご紹介したいと思います。
今回は、将棋愛好会での段位贈呈記念パーティを例にしていますが、必要に応じて単語を差し替えれば、他のシーンでも使うことができます。
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みなさん、本夕は公私ともに御多忙中にもかかわらず、○○さんの○段位贈呈記念パーティに御出席を賜わりまして、まことにありがとうございます。
不肖わたくし、発起人となり、パーティ幹事を任命されましたので、御挨拶を申し上げます。
将棋愛好会は、すでに○年の歴史を重ねてまいりましたが、その会の設立者の一人が○○さんであることは、みなさんも良く御存じのことと思います。
以来○○さんは、献身的に私たち後進の者を親切ていねいに御指導いただき、私たちに将棋の無限に奥深い醍醐味を教えて下さいました。
やってみますと、ほんとに面白く、頭脳を鍛えるのにこれ程良いものはない、ということが良くわかりました。
このたび、その○○さんへ、長年の御研讃のたまものとして、将棋○段位が贈呈されたことは、我がことのようにうれしく、我が愛好会の士気はいよいよ高まってまいりました。
ほんとにおめでとうございます。
この上はますます私どもの御指導を強化して下さいますよう、一同を代表してお願い申し上げます。
今夕は大いに祝盃をあげたいと思います。
ありがとうございました。
末廣将隆